ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が吉村 作治の『世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の大まかな内容・要約・あらすじ
- 世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の不満や改善点
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
30代女性です。
好きな本のジャンルは問いませんが、強いていうなら恋愛小説などが好きです。
ピュアなタイプの物語を好みます。
よろしくお願いします。
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の概要
それでは早速ですが、世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
世の中には食べることに興味を持つ人がいるが、その食べ物がどうやって作られたのか、深追いすることは少ないと思います。
しかし、作者である吉村作治さんは、考古学という学問を通して、世界各国を旅している方であり、その古代人の様々な生活様態を知り尽くしています。
その彼が、渡り歩いた中で体験した食材探求といった分野において、食文化論を彼なりに問うことがあったり、食糧・野菜などについて熱く語る物語になっています。
特にスポットを当てているのがエジプトです。
私達の祖先にまで話しが膨らみ、数千年という年月をかけてきた食の歴史を追いかけています。
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の作者吉村 作治プロフィール
著者である吉村 作治さんについて簡単にご紹介します。
吉村 作治さんら1943年、東京生まれです。
早稲田大学文学部を卒業、その後、カイロ大学考古学研究所に留学しています。
1966年以来、早稲田大学古代エジプト調査隊を組み、クフ王のピラミッド内の未知の空間などを発見しています。
現在、自然と人間とが関わり合う文明を見つめ直す塾を設立し、調査などに明け暮れています。
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の感想レビュー①:具体的な見どころ
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の具体的な見どころは何でしょうか?
見どころは、様々な民族の食文化について素直に考えることのできる想像力を養える点です。
例えば、エジプトとは関係ないコメ、稲作文化と日本のたんぼについて記載されていますが、同じコメ主食文化圏でも、白いごはんのまま食べるのは日本と中国の一部、インドネシアぐらいだと初めて知りました。
衝撃的でした。
どちらかといえば、ご飯に味付けして食べる国のほうがずっと多いといいます。
確かに考えてみれば、インドはカレーと混ぜ合わせたり、ターメリックライスになっているし、スペインはパエリア、イタリアはリゾットです。
私達が美味しいと感じるコメも、こうした味付きごはんにするなら、インディカ米などの輸入米が適しているとわかります。
これまで、タイ米とかは評価できませんでしたが、こうした表現の文章を見れば、タイ米もライスサラダなら美味しいと思えるんだとわかります。
目からウロコでした。
▼以下リンクからAmazonの商品ページへ飛べます▼
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編はどんなところが面白いと思いますか?また世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
読むメリットやおすすめというなら、やはり食に関心を持つ人になるでしょう。
それでも社会勉強となるため、中学生より上の年齢であれば、一度は読んでもらいたいです。
おもしろいと思えたのは、食材によってレシピが掲載されていることです。
しかも、作者である吉村作治さん式の料理術になっているから、ひと味もふた味も異なる料理になるかもしれず、作ってみたくなります。
また、その食材のミニ知識なども紹介してくれているので、もしかしたら、どこかでその知識を活かせるかもしれません。
さらに、好きなポイントとなるのは日本人が好む料理のレシピも掲載されていれば、まったく未知の味となる世界各国の珍しい料理のレシピも掲載されている点です。
しかも丁寧にイラストで紹介されているのも魅力です。
吉村作治さんは、男性なのでズボラ飯も掲載、自分でいちからソースを作るのもアリだけど、市販のもので代用できる料理なども紹介してくれています。
本の中でも言われていますが、「おいしかった」と満足したことよりも、「どこがうまいんだかわからない」という食べる好奇心を掻き立てる本だと思います。
▼以下ボタンからAmazon商品ページへ飛びます▼
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
不満・改善してほしいポイントは、地域のことに関して詳細すぎる情報量です。
古代人の食生活にまで着目するのは、考古学を専門にする作者だけであって、一般の私達にとって、古代エジプトの人たちの話しはチンプンカンプンです。
例えば、古代ギリシアの歴史家ヘロドトスがでてきたり、歴史学を学んでいるみたいで、肩が凝ります。
もっとざっくばらんに話しを進めてほしいです。
日本の稲作文化について知ることのほうが多かった、私は日本のコメでヒノヒカリはおにぎりにおすすめ、コシヒカリはカレーにおすすめという内容が知りたいです。
歴史学は不要でした。
何年に何がある、何年からコレが発達、何年から輸出入が、それを知りたいのは食に関する専門家だけでしょう。
世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編をどんな人におすすめしたいですか?
おすすめは、やはり先にあげたように食に関する専門家にはおすすめです。
また、世界各国、特にエジプトなどの旅行が好きで、現地人とお近づきになりたいのなら、おすすめできます。
また、そうした古きを知りたいと思える人であったり、作者は考古学を専門にしているので、そうした歴史学を学ぶ上で読むのなら、向いていると思います。
さらに、料理術について記載されていますから、世界の料理を知りたい、作ってみたいと思える人にも参考になるとは思いました。
▼以下ボタンからAmazon商品ページへ飛びます▼
まとめ:世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
吉村 作治の世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『世界の食材探検術―比較食文化論 食糧・野菜編』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
▼以下ボタンからAmazon商品ページへ飛びます▼