ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が岸見一郎、古賀史健の『嫌われる勇気』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
嫌われる勇気が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『嫌われる勇気』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 嫌われる勇気の大まかな内容・要約・あらすじ
- 嫌われる勇気の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 嫌われる勇気の不満や改善点
- 嫌われる勇気のSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、嫌われる勇気の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
嫌われる勇気の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
はじめまして、きなまるです。
私は30代男性で、ミュージシャンとして都内で活動しています。
好きな本のジャンルは主に、自己啓発、ビジネス書、健康、その他実用書になります。
人生が変わった最高のバイブルはスティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」です。
よろしくお願いします。
嫌われる勇気の概要
それでは早速ですが、嫌われる勇気のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
今回おすすめする「嫌われる勇気」はアドラー心理学の解説書といえる作品です。
アドラーは精神科医から心理学者へ転身し、その経験を活かしながら人間がかかえる「心の問題」について考えまとめた人です。
アドラー心理学の大きな特徴は大きく分けて3つになり、“人類の全ての悩みは人間関係にある”という考え、対人関係で起きたトラブルを自分と他者どちらの課題なのかを考え判断するという“課題の分離”、そして“承認欲求は捨てるべき”ということです。
また本書は、アドラー心理学に精通した“哲人”と、いくつかの悩みを抱えた“青年”の対話形式として進んでいくことが特徴的です。
嫌われる勇気の作者岸見一郎、古賀史健プロフィール
著者である岸見一郎、古賀史健さんについて簡単にご紹介します。
本書は2人の作者から作られています。
まず、本書で原案を担当された岸見一郎さん(65歳)哲学者。
1989年からアドラー心理学を研究しており、執筆・講演活動をつづけながら精神医院などで“青年”のカウンセリングを行っています。
代表作として「個人心理学講義」「人はなぜ神経症になるのか」があります。
つづいて、古賀史健さん(48歳)は株式会社バトンズ代表でありライターをされています。
1998年よりフリーラスとして活躍しており、本書を「対話形式」で書くことを考えた発案者です。
代表作品に「20歳の自分に受けさせたい文章講義」があります。
嫌われる勇気の感想レビュー①:具体的な見どころ
嫌われる勇気の具体的な見どころは何でしょうか?
本書の見どころはやはり哲人と青年の「対話」にあるといっていいでしょう。
「世界はどこまでもシンプルである」という哲人の考えに、青年が問いかけていくシーンから物語がはじまります。
物語序盤の青年は落ち着いた様子なのですが、哲人が説くアドラー心理学に納得がいかず、次第に身を乗り出し哲人への言動が激しくエスカレートしていきます。
読者は第3者としてこの2人のやり取りを見つめながら、アドラー心理学が提唱している内容について触れていくことになります。
読みはじめは青年に近い考え方があるのではないかと思います。
しかし、面白いのは読み進めてアドラー心理学を理解し始めてきたころです。
青年寄りだった思考がジワジワと哲人寄りの視点になっていき、その感覚をストーリーと共に味わっていけることも本書の醍醐味のひとつです。
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嫌われる勇気
嫌われる勇気の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では嫌われる勇気はどんなところが面白いと思いますか?また嫌われる勇気をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
この本を読む最大のメリットはやはり「課題の分離」を知ることです。
「課題の分離」とは人間関係でトラブルが起きたとき、その原因や問題が“自分”と“相手”のどちらかにあるのかを考えるということです。
本書の中では分かりやすく、馬に水を与える例で話が進んでいきます。
想像してみてください、あなたは飼っている馬に水を与えるために川へ連れて行きました。
しかし、馬が水を飲もうとしません。
さて、これはあなたと馬、どちらに原因があるのでしょうか。
あなたはやるべき事(馬を水辺に連れていく)をやりました。
なので、馬が水を飲むかどうかは馬の選択ということになります。
馬が水を飲んでも飲まなくても、それ自体はあなたの責任ではないということになります。
私は、この考え方を持つことで、誰かとトラブルが起きても必要以上に落ち込むことや、引きずってしまうことがなくなりました。
社会で生きていると避けられないのが人間関係。
アドラー心理学は様々な切り口で、その悩みへの解決策をあなたに教えてくれます。
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嫌われる勇気の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、嫌われる勇気を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
先の章で本書が「対話形式」である点をおススメしてきましたが、同時にデメリットも感じたと言わざるを得ません。
もしあなたが、一般的な実用書やビジネス書のように作者が順序だて、あなたに話しかけてくる形に慣れ親しんでいる場合、「嫌われる勇気」のようにストーリーを追って読んでいると、会話だけが進んでいってしまい内容を理解しにくい点がでてくる可能性があります。
なぜならば、ストーリーを読んでいることに満足してしまうのです。
対策としては、作者が伝えたいことは何かということを注意深く考えながら、ゆっくりとストーリーを味わい読み進めることです。
2人の会話を追いかけるだけよりも内容を理解しやすくなるはずです。
また、本書の中盤になってくると青年の哲人へ対する一言一言が過激な表現になっていく点や、漫画やドラマなどにあるセリフがかったような表現があります。
これらは好き嫌いが分かれてしまう点となり得ます。
嫌われる勇気の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、嫌われる勇気をどんな人におすすめしたいですか?
次のようなケースが当てはまる場合、本書から何かしらの気づきを得られるかと思います。
・人間関係で悩んでいる
・職場でストレスを抱えている
・今まで読んだ自己啓発本や実用書では解決できないことがある
・人に嫌われたくない
・他人が自分をどう見ているのか気になってしまう
・何かトラブルがあるといつも自分を責めてしまう
一つでもピンとくるものがあれば是非、読んでもらいたい至高の1冊です。
また、1回きりで読むのを終えず時間をおいて読み直すことにより新しい発見もでてくるでしょう。
そして、続編の「幸せになる勇気」も合わせて読んでみることをおススメします。
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嫌われる勇気の評判口コミ
深堀りインタビューで伺った嫌われる勇気の感想レビューをご紹介しました。
加えて、嫌われる勇気のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:嫌われる勇気はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
岸見一郎、古賀史健の嫌われる勇気について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『嫌われる勇気』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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