ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が喜友名トトの『僕は僕の書いた小説を知らない』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
僕は僕の書いた小説を知らないは人気ですので、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『僕は僕の書いた小説を知らない』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 僕は僕の書いた小説を知らないの大まかな内容・要約・あらすじ
- 僕は僕の書いた小説を知らないの見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 僕は僕の書いた小説を知らないの不満や改善点
- 僕は僕の書いた小説を知らないのSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、僕は僕の書いた小説を知らないの深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
僕は僕の書いた小説を知らないの読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
19歳のXジェンダーです。現役大学生です。外国語学部ですが日本の小説を読むのが好きです。
好きな本のジャンルは青春、感動、ミステリー系のものです。あまり幅広いジャンルを読んでいないので、これからいろんなジャンルにも挑戦していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
僕は僕の書いた小説を知らないの概要
それでは早速ですが、僕は僕の書いた小説を知らないのおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
主人公の岸本アキラは前向性健忘という記憶喪失で、朝目覚めるたびに昨日の記憶が消えている。
だが、「引継ぎ」と呼ばれる昨日までの自分が残した日記や情報をもとに小説を書き上げていく感動ストーリー。
そんな絶望的な状況の中でも過去の自分や家族、友人、そして恋人に支えられながら最高の物語を未来に残すため、毎日もがき、葛藤していく。
事故によって記憶が失われた彼の2年間にあった物語とは?彼は小説を書き上げることができるのか。クライマックスシーンの大どんでん返しに必ず衝撃を受けます。
僕は僕の書いた小説を知らないの作者喜友名トトプロフィール
著者である喜友名トトさんについて簡単にご紹介します。
喜友名トト、男性、年齢不明、2014年「悪の組織の求人広告」シリーズ(MFブックス)でデビュー。
双葉文庫より第六回ネット小説大賞受賞作「僕は僕の書いた小説を知らない」。
他作品に、2019年リバーシブル・ラブ―初恋解離―、2021年、どうか、彼女が死にますようにがあります。
僕は僕の書いた小説を知らないの感想レビュー①:具体的な見どころ
僕は僕の書いた小説を知らないの具体的な見どころは何でしょうか?
作品全体、主人公の日記形式で書かれていて、時系列が分かりやすいうえに主人公の感情が読み取りやすいです。
メインとなるキャラクターの人数がすくないため、整理がつきやすく、セリフも多いので、軽く読むことができます。
みどころは主人公の人柄です。記憶喪失で毎日リセットされているにもかかわらず、結構前向きな性格であきらめないぞというつよい意思を感じられます。
というのも主人公はキザで作中に出てくるハードボイルドというモットーのようなものに影響されていて、それでいて本当は繊細で弱くてもろくてというキャラクターがとてもおもしろいです。
また、特に印象的なのはラストシーンです。最後だけ主人公ではないある人物の日記形式なのですが、そこで主人公の失われていた2年間の物語を知ることになります。
とても衝撃的です。
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僕は僕の書いた小説を知らない
僕は僕の書いた小説を知らないの感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では僕は僕の書いた小説を知らないはどんなところが面白いと思いますか?また僕は僕の書いた小説を知らないをおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
この本の面白いところは、小説家の主人公が作者の実体験に基づいているというところです。
これは物語の終盤で分かってくることなのですが、記憶喪失ではないにしても少なくとも登場人物が実際の人物がモデルになっていると思われます。
それを知るとそのモデルになった人は誰なんだろうという興味がわいてきたり、作品や登場人物に愛着がわいてきたりします。
次に、主人公にかかわる登場人物がとても心優しく、読んでいる自分まで励まされるような、そして心が温まるような言動をするところもポイントの一つです。
知らず知らずのうちに自分が主人公になりきっているような感覚になります。自分は周りの人に支えられて生きている。それを改めて気づかされる作品です。
また、映画化、アニメ化などされていないにもかかわらず、表紙のイラストによって物語の人物や雰囲気がイメージしやすいため、内容がはっきりと伝わってきます。
表紙は読者にとって本を選ぶ際の重要な要素の一つなので、他書籍と比べると手に取りやすい作品だと思います。
また、この作品を読むメリットとして、作中にはお酒を飲むシーンが多いため、少し詳しくなれることも挙げられます。
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僕は僕の書いた小説を知らないの感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、僕は僕の書いた小説を知らないを読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
この作品は、主人公の性格や生き様を描く際に何度も同じ単語やアイテム、セリフが使われています。
なのでそれが苦手な方は少しくどいと思うかもしれません。
特に前述の通り、主人公はキザな性格をしているのでそこは好みがわかれるところだと思います。
また、ヒロインの性格もかなり風変りなので、期待していたのと違うなと思う方も出てくると思います。
他に、現代の時事ネタを用いている場面もあるので知らない方にとっては、少し内容が分かりづらいこともデメリットの一つです。
全体的に軽い文体になっているため、じっくり内容を味わいたい方や普段からミステリー小説を読む方などには少し不向きな作品です。
また希望、絶望など主人公の気持ちがコロコロ変わるため、途中で飽きてくる展開になっています。
僕は僕の書いた小説を知らないの感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、僕は僕の書いた小説を知らないをどんな人におすすめしたいですか?
この本はセリフが多用されていたり、難しい単語などがあまり使われていなかったりするので軽い小説を読みたいと思う方や、あまり読書に慣れていない方にお勧めです。
ジャンルとしては感動系ストーリーですが、ささいな日常を楽しく書かれた作品でもあります。
ヒロインも登場しますが恋愛系という感じではないので少し大人の雰囲気を味わいたい方にもお勧めします。
また、主人公が小説家ということもあり、その生活感を知ることができるので、小説家になりたい方、興味がある方に是非読んでいただきたいです。
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僕は僕の書いた小説を知らないの評判口コミ
深堀りインタビューで伺った僕は僕の書いた小説を知らないの感想レビューをご紹介しました。
加えて、僕は僕の書いた小説を知らないのSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:僕は僕の書いた小説を知らないはおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
喜友名トトの僕は僕の書いた小説を知らないについて、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『僕は僕の書いた小説を知らない』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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