ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎の『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
失敗の本質 日本軍の組織論的研究が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 失敗の本質 日本軍の組織論的研究の大まかな内容・要約・あらすじ
- 失敗の本質 日本軍の組織論的研究の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 失敗の本質 日本軍の組織論的研究の不満や改善点
- 失敗の本質 日本軍の組織論的研究のSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、失敗の本質 日本軍の組織論的研究の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
30代男性、既婚で夫婦二人暮らしです。
物流業の営業職に就いています。
好きな本はサスペンスや推理小説、ノンフィクションなどです。
よろしくお願いします。
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の概要
それでは早速ですが、失敗の本質 日本軍の組織論的研究のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
太平洋戦争におけるミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦など各作戦における、当時の日本軍が当時どのような意思決定や判断を行った結果、あのような戦争を泥沼の状態にさせてしまい、結果的に史上まれにみる悲惨な戦況に追い込まれていったかを詳細に分析した本です。
組織や個人がどのような心理で客観的には間違った判断を犯し、失敗してしまうのかということを各著者が分担して書いています。
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の作者戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎プロフィール
著者である戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎さんについて簡単にご紹介します。
戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎による共著であり、共同研究をした結果として書籍化されているものです。
一部では批判もありますが、多くの有名人や政治家が愛読する有名な本です。
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の感想レビュー①:具体的な見どころ
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の具体的な見どころは何でしょうか?
まず最初の満州国とロシア軍との戦いであるノモンハン事件の分析から度肝を抜かれてしまいました。
それまで私は日本史などの勉強である程度の時系列での出来事は知識として持っていると思っていましたが、これほどまでに日本軍内での意思疎通ができていなかったのかと驚きました。
また、これから長年にわたる戦争の序盤ですでにこのような失敗を犯していたということと、組織的な脆弱性を既に持っていたという事を初めて知り、これではこの先の結果もしれているなと残念ながら感じてしまいました。
最前線で犠牲になっていった多くの兵士が無念であるとともに、今もこの組織体制はこの日本では変わっていないのだろうと少し恐ろしくなってきました。
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失敗の本質 日本軍の組織論的研究
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では失敗の本質 日本軍の組織論的研究はどんなところが面白いと思いますか?また失敗の本質 日本軍の組織論的研究をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
単純に太平洋戦争の各戦線がどのようなものであったか興味があったという事もありますが、当時の私は仕事がうまくいっておらず、自分の仕事や会社の組織、またその行動を見つめなおす機会を持とうとしていました。
ある仕事の「失敗」を通して、この著書のタイトルである「失敗の本質」とは何かということに興味を持ち、本屋で手に取ることになりました。
この本で学べたことはこの本の中で言われている、失敗の本質は大きく二つあるいうことです。
まず一つは、組織的な行動の結果の責任の所在が最後まであいまいであった点です。
現場である最前線の将校と、指揮系統の中枢である大本営との間で、日和見主義的にお互い任せきりにして、最終的な判断を自分で出来なかったことです。
あの人が言うからそれに従おうという、他人まかせの行動で進んでしまいました。
もう一つは、損切りが出来なかったことです。
戦局が悪化するにつれてどう見ても撤退したほうが良い状況が出てきましたが、日本軍は撤退できずに、悲惨な玉砕という行動にまで及びました。
これは極端な例ですが、各所で、今まで費やした苦労や費用が惜しくなり、その戦術を捨てきれずに固執して泥沼にはまっていった点が多く見受けられます。
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失敗の本質 日本軍の組織論的研究の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、失敗の本質 日本軍の組織論的研究を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
このような結果から我々が学ぶことが出来るのは、単に戦争の悲惨さだけではなく、企業活動においても大いに参考になりますが、それをそのまま会社の人や知人に自慢げに話すのは少し引かれてしまうので気を付けた方が良いかと思います。
私たちは多くの判断をしていかなければなりませんが、間違っていることを指摘できる組織なのか、またその行動に対して誰が責任を取るべきなのか共通の認識を持っていないと、気づけば後戻りできない状況に陥っていたということは多々あります。
また、間違っていたと気づいたときは勇気をもって撤退するという判断をすることも重要だと感じますが、実際の社会では感情というのも一つの大きなファクターであることは事実ですので、その部分もきちんと空気を読んで、会社組織をよりよくしていくべきであると感じます。
失敗の本質 日本軍の組織論的研究の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、失敗の本質 日本軍の組織論的研究をどんな人におすすめしたいですか?
会社などの組織に属しており、少なくとも何かうまくいかないなとか、私のように失敗が続いてしまうような方は読むと勉強になると思います。
言い換えると、国家という巨大な組織であっても間違いを犯し続けるので、組織とはそういうものだと割り切れることで、少し気持ちが楽になるかもしれません。
失敗を恐れずになれれば、それはそれで成長だともいえると思います。
仕事で悩んでいる方は、少し文章は固いですが、気軽に読み進められると良いなと思います。
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失敗の本質 日本軍の組織論的研究の評判口コミ
深堀りインタビューで伺った失敗の本質 日本軍の組織論的研究の感想レビューをご紹介しました。
加えて、失敗の本質 日本軍の組織論的研究のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:失敗の本質 日本軍の組織論的研究はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎の失敗の本質 日本軍の組織論的研究について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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