ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が阿曽沼 克弘の『歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへ』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへが、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへ』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの大まかな内容・要約・あらすじ
- 歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの不満や改善点
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
初めまして。
大阪府在住のnaokomezzoです。(50代女性/職業は音楽講師&在宅ワーカー)
好きな本のジャンルは、料理や健康に関する実用書、また旅に関する書籍や美しい文字の練習帳など日々を豊かにしてくれるものが好きです。
どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの概要
それでは早速ですが、歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへのおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
「穏やかな最期を迎えるにはどうしたらいいのか」医療の最先端である肝移植の専門医だった著書が、ある日訪れた高齢者の病棟で、死とはどのように迎えるべきかという難問にぶつかり、高齢者ケアへの道へ歩み出します。
現在、増え続ける認知症の人々のケア、地域包括ケアシステムの構築の問題、尊厳死のあり方… それらを優しく温かく語り、読者に問いかけます。
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの作者阿曽沼 克弘プロフィール
著者である阿曽沼 克弘さんについて簡単にご紹介します。
医学博士、現在は介護老人保健施設ニューライフガラシア施設長です。
1955年広島県生まれ、1981年京都大学医学部卒業後、京都大学医学部外科学教室入局し、京都大学第二外科在籍中には、米国ピッツバーグ大学、ハーバード大学に留学します。
財団法人倉敷中央病院、京都大学医学部移植免疫学講座などに勤務した経歴もあります。
熊本大学医学部附属病院移植医療学特任教授を経て、2018年より現職しました。
趣味はギターの弾き語りで、ニューライフガラシアのイメージソング「わらうた」を自ら作詞作曲し、YouTubeなどで披露しています。(本書より)
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの感想レビュー①:具体的な見どころ
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの具体的な見どころは何でしょうか?
先日、父が脳梗塞で倒れ救急搬送となりました。
急性期病院での治療を経て、現在、回復期リハビリテーション病棟に入院中です。
突然にやって来た介護者としての生活は、精神的にも経済的にも不安に満ち、先を照らしてくれるガイドが必要と、様々な本を手にしました。
その中で、今回紹介する「歌う外科医、介護と出逢う」は、 尊厳死と安楽死という大変大きなテーマについて書かれており、最初から最後まで一気に読み、またその後に一つずつ何度も何度も読み直したくなる素晴らしい一冊でした。
印象に残っているシーンとしては、通常の医療行為により強い不安を覚えていた患者とその家族が、この医師の指導のもとに安らかに最期を迎えられたというエピソード。
また、病院の大部屋にチューブにつながれ生きているのか死んでいるのか分からない病人たちが寝かされたベッドがズラッと並んでいたというシーンです。
その理由に「患者の年金目当ての家族が何とか一日でも長く生かしておいて欲しい」と医師に願い出たためとの事実は衝撃でもあり、現代の日本社会が持つ様々な社会問題の縮図を見るようでショックでした。
最後まで人間らしく過ごす―人間としての尊厳を持って最期を迎える。
そんな当たり前なことが当たり前に行われる医療であって欲しい…そう思います。
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歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへ
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへはどんなところが面白いと思いますか?また歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへをおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
先日、いつも健康的に過ごしておられる一人の奥さんが「普通に死なせてもらえない」と呟くのを耳にしました。
(こんなにお元気そうなのに、何があったんだろう…?)とその声は私の脳裏から離れず、自分自身への問いかけとなり、同時に、多くの人がその大きな葛藤や疑問への答えを探しているんだ…と思いました。
『自らの命の終わりを考える、イコール「安楽死」そしてそれは今の日本では犯罪となる』そんな一つの方程式が脳の中でできていた私。
それがこの本を手にし、読み進めていくうちに、そうではない実際の「ケア」が日本にも確立され、日々進化していることを知りました。
自分の生命なのに薬や器具で無理矢理に生かされ寿命だけが伸ばされるーそんな人生の最期には疑問を感じます。
近年終末期医療にも光が当たり始めた今だからこそ、元気な内に自分の最期について堂々と選択していけるための知識は全ての人間に必要だと思います。
とは言え、なかなか学ぶ機会は少ないもの。
多くの方がこの本と出会い、大切な問いかけと共に今を豊かに過ごしていただくきっかけになればとご紹介させていただきます。
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歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへを読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
①Kindle版がまだ出ていないこと:電子書籍として発売されていれば、もっと手軽に、より多くの方に読んでいただけるだろうと思います。
②フォントとサイズについて:これも①と関連すると思いますが、私は「乱視」があるため明朝体は常日頃から読みにくさを感じます。
ですので、Kindle版で読む際は、いつもフォントをゴシック体に変換させ、行間もその時々に読みやすい様カスタマイズします。
今回は京都大学学術出版社から発行されている「学術選書」のためでしょうか、私の眼には少し見にくい字体で、それが残念です。
③またこれは学術的な要素もありますので、その分野がお好きな方でなければ楽しくないと思われるかもしれません。
歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへの感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへをどんな人におすすめしたいですか?
ミドル、シニア世代、また、家族に介護が必要な人々、そして医療関係者にも読んで欲しい一冊です。
若く健康に過ごし、キャリアアップにのみ集中して生きていられる時には、いつかは必ずやってくる自分の人生の最期について、考え&想像力を膨らませることも簡単ではありませんでした。
まるで「自分だけはいつまでも今のままでいられる」かのように。
私がそれに直面したのは、突然訪れた親の介護でした。
本当に介護が必要になって、はじめて、社会の仕組みを一つ一つ学んでいくこととなりました。
多くの同世代、また介護に直面している方々には手に取っていただきたいと願います。
今ご自身の行っている医療が、本当に患者様の願うことなのか?具体的にどんな方法が考えられるのか?生命に携わる多くの方々にもお読みいただきたい一冊です。
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まとめ:歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへはおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
阿曽沼 克弘の歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへについて、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『歌う外科医、介護と出逢う: 肝移植から高齢者ケアへ』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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