ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が綾辻行人の『十角館の殺人』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
十角館の殺人が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『十角館の殺人』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 十角館の殺人の大まかな内容・要約・あらすじ
- 十角館の殺人の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 十角館の殺人の不満や改善点
- 十角館の殺人のSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、十角館の殺人の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
十角館の殺人の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
私は10代女性で学生をしています。
本を読むのが昔から好きで小学生時代はほとんど図書館に赴いていました。
読む本のジャンルは多岐にわたりますが、特に好きなジャンルはSF小説や、サスペンス、ミステリーになります。
よろしくお願いします。
十角館の殺人の概要
それでは早速ですが、十角館の殺人のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
無人の島にある十角形の奇妙な館に大学ミステリー研究の7人が訪れました。
そこは半年前に悲惨な殺人事件が発生し、館の建築家が焼死した青屋敷跡とともに残る十角館と呼ばれる建物です。
その島で一週間を過ごすことになりました。
やがて、学生たちを襲う連続殺人が発生します。
しかし、島には自分たちしかおらず、楽しく過ごすはずだった学生たちは次々に殺されていく仲間たちの死によって疑心暗鬼に陥っていきます。
果たして連続殺人犯は研究会メンバーの中にいるのでしょうか?
あなたは必ずやその結末に驚くことでしょう。
十角館の殺人の作者綾辻行人プロフィール
著者である綾辻行人さんについて簡単にご紹介します。
作者の綾辻行人は日本のミステリー界に大きな影響を与えた人物であります。
2018年に日本ミステリー文部大賞を受賞しています。
作品は、「館シリーズ」「囁きシリーズ」「殺人方程式シリーズ」など多岐にわたり、ミステリーだけでなく、ホラー作品も多く著しています。
十角館の殺人の感想レビュー①:具体的な見どころ
十角館の殺人の具体的な見どころは何でしょうか?
この作品はミステリー要素がたくさん詰まっています。
例えば、孤島、奇妙な館という状況、学生たちが皆ミステリー好きで、有名な推理作家の名前で呼び合っているという点です。
これはミステリー好きの読者の方にはたまらないと思います。
そして、孤島で次々に起きる殺人。
次にどうなっていくのか全く想像できないので展開を予想しながら楽しく読み進められます。
なんといっても一番は、ある一行ですべての自分の憶測がひっくり返るということです。
私はすべて読み終わった後、衝撃的過ぎてしばらくの空いた呆然としたと同時に満足感を得られました。
長編推理小説といわれるくらいボリュームのある作品ですが、作品内容に引き込まれすぐに読み終わると思います。
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十角館の殺人
十角館の殺人の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では十角館の殺人はどんなところが面白いと思いますか?また十角館の殺人をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
私はたくさんのミステリー小説を読んでいますが、一番に勧めたいと思う本です。
どんでん返しが起こるような衝撃的な結末があるストーリが好きな人にはさらにおすすめです。
ですが、ミステリー好きでなくても本好きな人ならみんなにお勧めだと思います。
そのくらい面白いのです。
好きなポイントは、先ほども言った通り衝撃の一行にすべてが注がれていることです。
この一行を目にして、作者綾辻行人さんのすごさを知る人は多くいると思います。
そして、ミステリーの楽しみである、推測しながら小説を読み解いていくという点です。
本を読みながらこれほど楽しいと思うことはありません。
さらに、十角館の殺人が発表される当時のミステリー小説はミステリー小説独自の独特な雰囲気がありませんでした。
しかしこの作品の登場により、ミステリー小説界隈は衝撃を受け活気を取り戻した、価値のある作品なのです。
そんな作品を読まない選択肢はないと思います。
必ずや満足できるはずです。
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十角館の殺人の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、十角館の殺人を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
少し混乱した点がありました。
それは、十角館に訪れたサークルのメンバーが有名推理作家の名前で呼び合っているので本名とニックネームがなかなか一致しない点です。
読み進めていくうちにだれがどのニックネームかわからなくなりこれは自分で推理することにおいて大きな失態だなと思いました。
そして、実際の殺人事件に入るまでの前置きが少し長いのでそこで飽きてしまう人もあるかもしれません。
しかし、その後からが本当に面白いので辛抱が必要です。
私個人としての感想ですが、動機については少し弱いのではないかと思いました。
あのような弱い動機で緻密なトリックを考えて実行したという点はやはり希薄だと思わざるを得ないと思います。
それ以外のすべてに関してはとても満足した内容になっていると思います。
十角館の殺人の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、十角館の殺人をどんな人におすすめしたいですか?
私は、ミステリー好きはもちろん好きではない人も楽しめる作品になっていると思います。
また、最後のどんでん返しが好きな人も楽しめます。
「十角館の殺人」は、名作アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュとしても有名なのでこの作品を読んだことがある人にもおすすめでとても楽しめると思います。
どちらにせよ、どんな人にもおすすめなので小説にはまるきっかけになる本になること間違いなしです。
そして読書好きが増えてくれることを切に願います。
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十角館の殺人の評判口コミ
深堀りインタビューで伺った十角館の殺人の感想レビューをご紹介しました。
加えて、十角館の殺人のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:十角館の殺人はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
綾辻行人の十角館の殺人について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『十角館の殺人』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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