ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友がpatoの『おっさんは二度死ぬ』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
おっさんは二度死ぬが、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『おっさんは二度死ぬ』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- おっさんは二度死ぬの大まかな内容・要約・あらすじ
- おっさんは二度死ぬの見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- おっさんは二度死ぬの不満や改善点
- おっさんは二度死ぬのSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、おっさんは二度死ぬの深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
おっさんは二度死ぬの読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
40代男性、ITサービス企業のカスタマーサービス運営の仕事に従事しています。
本はビジネス、自己啓発、小説を中心に月間20冊ほど読んでいます。
よろしくお願いします。
おっさんは二度死ぬの概要
それでは早速ですが、おっさんは二度死ぬのおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
「おっさんは死ぬべきなのか?」
とある男は風俗店でカエデを指名しますが、サービスを受けることはなく、その代わりに色々なおっさんの話をしては、最後にどう思ったのかカエデに感想を求めます。
初対面である男の意図がわからずに戸惑いながらも感想を述べていくカエデですが、数回の逢瀬を繰り返すうち、やはりその意図を問いただします。
最初は男も大まかにしかその理由を話してはくれませんが、最後に明かされたその理由はカエデ自身にとても関係のあることでした。
おっさんは二度死ぬの作者patoプロフィール
著者であるpatoさんについて簡単にご紹介します。
テキストサイト「Numeri」の管理人で、日刊SPA!のほか、Books&Appsやテレ東プラスなど様々な媒体に幅広く寄稿されています。
コラムに限らず取材記事などにも定評があり、著名人のなかでもpatoのファンを公言する人が多い方です。
おっさんは二度死ぬの感想レビュー①:具体的な見どころ
おっさんは二度死ぬの具体的な見どころは何でしょうか?
男は「おっさんは死ぬべきか?」といった質問で終える話を計5つ、カエデに語ります。
これらの話の中身はとても馬鹿馬鹿しく、ただ何処かで自分の過去にもあったようなテイストが含まれていることから、どれも懐かしく愛くるしい話になっています。
そのため終盤までは、その男の話と挿入絵で笑いながら読める部分が多い内容ですが、結末はまったく予想のできないものになっており、読み終えたときには「してやられた」と感じるような大きなストーリー展開でした。
5つの話をする男と、それに戸惑いながらも傾聴するカエデ、そしてその理由を説明する男と、説明を受けたあとのカエデの行動、これら4つのシーンは終盤を迎えるまでまったく繋がりがあるようには思えないところも魅力的な構成です。
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おっさんは二度死ぬ
おっさんは二度死ぬの感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。ではおっさんは二度死ぬはどんなところが面白いと思いますか?またおっさんは二度死ぬをおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
物語の大部分を占める計5つの「おっさんの話」は、とても面白い笑い話で、コメディタッチのものとなっています。
誰にでもあるような、それでいてないような笑い話が中心ですが、それらに付随して風景描写を細部にまで分かり易く表現し、適度なツッコミ表現が挿入されていることが、物語の面白さをより大きなものにしています。
5つの話自体には繋がりが殆どないため、短編小説やショートショートが好きな方にも読み易い構成でお薦めです。
また結末はとてもヒューマンドラマ感が強く、人の本質や生き方について考えさせられるように感じました。
そのため理由は問わず何か悩み事やモヤモヤしているものを抱えている方であれば、笑いながらも読みつつも、最後には何かを心に感じることが出来る可能性もあります。
物語の世界観に入り込むための扉が良い意味で感じられず、友人知人の話を聞いているような感覚で、自然体で読める内容も他の小説とは一線を画す作品となっています。
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おっさんは二度死ぬの感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、おっさんは二度死ぬを読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
予想外の大きなストーリー展開も魅力的な作品ですが、終盤のボリュームが若干物足りないようにも感じました。
また男とカエデが「おっさんの話」をしているときの風景描写は、その「おっさんの話」に比べて乏しい部分もあり、どうしても「おっさんの話」が際立つものとなっています。
終盤、カエデの起こす行動への描写は数ページ増やしても良いのではないかと思うくらい、少ないものになっていたので構成自体がとても面白い分、より全体的なボリュームがあると読み応えと、それに伴う感動も大きいものになったように感じます。
また挿入絵に関しては本文の内容に伴うものとなっていますが、タッチの雰囲気は私が物語からイメージするものよりも過激に感じました。
最終的な物語の結末を考慮しても、もう少し優しいタッチで描かれたものであっても選択肢としては良かったのかもしれないと感じました。
おっさんは二度死ぬの感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、おっさんは二度死ぬをどんな人におすすめしたいですか?
あまり肩に力を入れずに小説を読みたい方、また短編小説やショートショートなど短い物語を読むことが好きな方にも読み易い作品となっています。
またセクシャルマイノリティなど依然、社会的に抱えるヒューマンイシューに関して、関係する方はより心に感じるものが多くある内容になっているかと思います。
インパクトのあるタイトルや、ジャケットに惹かれて読んでみても十分に価値のあるヒューマンドラマとなっているため、手軽にと手に取り読み始めることが出来る作品になっていると思います。
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おっさんは二度死ぬの評判口コミ
深堀りインタビューで伺ったおっさんは二度死ぬの感想レビューをご紹介しました。
加えて、おっさんは二度死ぬのSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:おっさんは二度死ぬはおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
patoのおっさんは二度死ぬについて、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『おっさんは二度死ぬ』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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