ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友がブレイデイみかこの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーが、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの大まかな内容・要約・あらすじ
- ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの不満や改善点
- ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーのSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
50代女性、現在主婦と就活中です。
好きな本のジャンルはサクセスストーリーもの、オフィスラブコメ、歴史ものなどです。
よろしくお願いします。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの概要
それでは早速ですが、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーのおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれた「僕」が主人公でお母さんが書き手になっています。
英国で暮らす家族。
人種差別的発言を見聞きしたり、どうにもならない貧困があったり、多様性、格差社会、はびこるレイシズムなど、社会問題にふれていきます。
多様性とは性質の違う群が存在すること。
自分が正しいと思いこんでいてはうまくいかない、色々知る必要があり「無知」でいてはならないとの状態です。
ぼんやりはしていられない感じです。
しかし「僕」は共感力を持ちどんどん成長していきます。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの作者ブレイデイみかこプロフィール
著者であるブレイデイみかこさんについて簡単にご紹介します。
昭和40年福岡生まれ、ロンドンの日経企業で数年勤務働きながらライター活動を開始しました。
本書で2019年本屋大賞ノンフィクション大賞、2017年「子供たちの階級戦争」で新潮ドキュメント賞受賞しています。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想レビュー①:具体的な見どころ
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの具体的な見どころは何でしょうか?
ふんわりまろやかな小学校から貧困、差別、荒れ果てる「元底辺中学校」へ進学する作者の息子さん。
本書では「僕」はとても柔軟性のある様子で自分をしっかり持っている感じでした。
「僕」が国籍の異なる父と母がいて今まで気が付かないであろうことに気が付く立場だったのだろうと推測できます。
特に本の中で印象が残り、ドキッとしたのが、第9章の「地雷だらけの多様性ワールド」という章です。
「僕」が学校で性の授業を受けてくるのですが、FGM(女性器切除)の授業を受けたとお母さんに話します。
現代もまだ残っているようですがこのような難しい問題に取り組まなくてはいけない教育現場に頭が下がる思いでした。
貧困問題にしても明日生きていける保証が持てない暮らしをしている人もいるのですが、どうしていけばいいのかも道をひらけない悩ましさがある中で淡々と現実を受け入れて成長していく「僕」が頼もしいです。
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。ではぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーはどんなところが面白いと思いますか?またぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーをおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
面白いところは作者がナーバスに物事を取り扱っていないところが一番です。
英国のいわゆる「荒れている地域」にお住まいので差別的な発言をされることがあったようですが、うまく受け入れて生活している姿がすがすがしいです。
自分がその立場なら自宅から出ることが段々苦痛になってきたりしたのではないかと思います。
他人におすすめできる理由は、やはり日本に固執してしまい自分たちの考えが正しいと思込み、他者は受け入れないという固定観念の塊人間にならないようになれる、きっかけをくれる一冊だと思います。
「レイシズム」なんて言葉を日常考えたこともあまりなかったように思います。
「レイシズム、人種主義、すぐれた人種が優位にいる」この環境に気が付かないから差別は起こるでしょうし、問題自体に気が付かないまま生きていき、知らぬ間に他者を傷つける結果を生んで、傷つけている事、それ自体に気が付かない自分。
それに気付くきっかけをくれると思います。
難しい言葉や専門用語で書かれた本ではなかなか読み進めることができませんが、本書はハラハラドキドキしながら読み進めることができました。
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーを読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
英単語がカタカナになっているのでなかなか入イメージか入ってこない印象がありました。
かといって英単語になったところで縦読みなので、余計に意味が取りにくくなってはしまいます。
英国のスタイルを知らないことが多いので要約ではないのですが、最後の方にでも参考文献のように掲載するなど「へぇ英国のこと本と知らなかった。」と自分のわからないことがわかるようになると思いました。
作者が感じた制度の違いがもう少し判ればと思いました。
宗教的な感覚は日本ではあまり見られないと思います。
10代の子達が読むのにふさわしい本ですので、背景をイメージできるものがもう少しあればギャップを感じやすくなるように思いました。
挿絵などもあればイメージが取りやすくなるように思いました。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーをどんな人におすすめしたいですか?
社会問題に関心のある方や、これから子育てをする中でお子さんが小学校へ上がる親御さんにおすすめです。
小学校低学年のお子さんには少し難しい箇所があるかと思いますが、小・中学校の先生、現学生さんなど多感な時期に吸収するにはとても参考になる本だと思います。
社会人の方でも職場で悩んでいたら、上司の発言の見解の狭さに悩みの解決の糸口になるかもしれません。
私自身は自分がいかに無知で、ぼんやりしていても守られていたかを実感しました。
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの評判口コミ
深堀りインタビューで伺ったぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想レビューをご紹介しました。
加えて、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーのSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーはおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
ブレイデイみかこのぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーについて、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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