ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が古内 一絵の『マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェが、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの大まかな内容・要約・あらすじ
- マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの不満や改善点
- マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェのSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
20代女性の学生です。
ファンタジーや日常系のオムニバス小説を好んで読んでいます。
有川浩の自衛隊三部作が昔から大好きです。
よろしくお願いします。
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの概要
それでは早速ですが、マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェのおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
日常のストレスに疲れた社会人たちがご縁によって引き寄せられるのは、不定期に開く夜食カフェ『マカン・マラン』です。
カフェを切り盛りするシャールは由緒正しいドラァグクイーン。
初めはシャールやお針子のジャダたちに圧倒される客たちも、自身の体調に合わせて提供される温かい食事とシャールの心遣いで次第に自分自身を見つめ直すようになっていく。
1話完結で紡がれるシャールとその周囲の人々が織りなす心温まる物語があなたを待っています。
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの作者古内 一絵プロフィール
著者である古内 一絵さんについて簡単にご紹介します。
古内一絵は2010年に『銀色のマーメイド』で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しました。
映画会社勤務を経て、中国語の翻訳家として活躍しています。
他に2017年『フラダン』で第6回JBBY賞も受賞されています。
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの感想レビュー①:具体的な見どころ
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの具体的な見どころは何でしょうか?
一つ一つのお話に出てくる料理がとても美味しそうなところがこの本の見所です。
見たこともないないのに目の前に想像できてしまうくらい、丁寧に描写されているお料理たちはどれも本当に美味しそうに感じられます。
「唾液腺がきゅうっと刺激される」というのがこの本の中で特徴的な言い回しですが、その感覚あるある!わかる!と出てくるたびに納得してしまう表現方法です。
この表現が出てきた時がそのお話のそのお話のクライマックスで、それまで日々を戦っていた登場人物たちが一気にゆるゆると緊張していた体の強張りをほどいていく様子が丁寧に描写されます。
彼らの感じている圧迫感は、読者の私たちも日常的に感じるストレスです。
その疲れをこの本は優しく許してくれるように感じられます。
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マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。ではマカン・マラン - 二十三時の夜食カフェはどんなところが面白いと思いますか?またマカン・マラン - 二十三時の夜食カフェをおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
日々の生活に疲れている現代人にこそおすすめしたい一冊です。
ハラハラする展開もドキドキする謎解きもありませんが、その分ゆったりとした気持ちで読むことができます。
読んでいるうちに自分自身の疲れもゆるゆると解け、登場人物たちと一緒にマカン・マランでゆるりとくつろいでいるような気分を味わえます。
美味しいものが好きな人には特におすすめしたいです。
カフェではマクロビオティックに基づいた料理が提供されていますが、敬遠する必要が全然ありません。
描写だけでも思わず生唾を飲み込んでしましそうになります。
時間ができたらチャレンジしてみたいな、と思わせてくれるような簡単な料理も登場します。
キャラクターたちは誰もがとても優しくて読んでいて心が落ち着くこと間違いなしです。
そしてやっぱり一番はシャールさんというカフェのオーナーでしょう。
これでもか、というほどドラァグクイーンとして描写されますがその奥には周りに心を配る一人の優しくて強い大人がいることがわかります。
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マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェを読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
何か本から興奮やドキドキワクワクを得たいと思うときに読むことはしないな、と思います。
ミステリーを考えたいとき、深い考察がしたいときには全く内容の方向性が違います。
マクロビオティックについてのことも詳細に書かれていますし、参考図書の数からとても考察されていることがわかる本ですが、そういったことにあまり関心が持てない人にはお勧めしません。
1話ごとに登場人物たちがカフェに向かう場面や食事の場面などの描写に特徴的な言い回しが随所に見受けられます。
その描写が楽しめる人には良いですが、また同じ描写か、と食傷気味になってしまう人もいるかもしれません。
他にも描写の幅が広がっていけば、よりストーリーにのめり込むことができるでしょう。
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェをどんな人におすすめしたいですか?
難しく考えずに考えずに本を読みたい人、美味しいものが好きな人位はぴったりです。
日常系オムニバスなので、1話ごとに1話ごとに単体で読めるのも嬉しいポイントです。
1話読んで続きは明日、通勤・通学の行き帰りで気軽に読みたい、なんていう読み方もお勧めだと思います。
ご飯の描写がとにかく群を抜いて美味しそうな本の中の一冊なので、もしも千早茜さんの『さんかく』が好きな人などはおそらくこの本が好きになるはずです。
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マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの評判口コミ
深堀りインタビューで伺ったマカン・マラン - 二十三時の夜食カフェの感想レビューをご紹介しました。
加えて、マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェのSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェはおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
古内 一絵のマカン・マラン - 二十三時の夜食カフェについて、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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