ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が朝井リョウ の『時をかけるゆとり 』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
時をかけるゆとり が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『時をかけるゆとり 』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 時をかけるゆとり の大まかな内容・要約・あらすじ
- 時をかけるゆとり の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 時をかけるゆとり の不満や改善点
- 時をかけるゆとり のSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、時をかけるゆとり の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
時をかけるゆとり の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
20代女性で、学生をしています。
本は幅広く読みますが、小説が好きで、特に三浦しをんや有川浩の本を多く読みます。
よろしくお願いします。
時をかけるゆとり の概要
それでは早速ですが、時をかけるゆとり のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
「何者」で直木賞を受賞した朝井リョウが自身の大学生時代を綴った愉快でちょっぴり間抜けなエッセイです。
「ゆとり世代」である筆者の、大学生だからこその無謀なエピソードや、就活奮闘記、不思議な人々との出会いを自虐も交えながらも軽快に描かれています。
本編は23編で構成されており、タイトルは単行本版の「大学時代にしなくていい20のこと」から改題されました。
予測不能な展開に抱腹絶倒間違いなし!
読んで元気になれるエッセイです。
時をかけるゆとり の作者朝井リョウ プロフィール
著者である朝井リョウ さんについて簡単にご紹介します。
若者のリアルを描く作家として評判で、代表作は「桐島部活やめるってよ」「何者」です。
2013年に過去最年少で直木賞を受賞しています。
筆者曰く、著者紹介の欄に「馬面」「お腹が弱い」を加えてほしいととのことです。
時をかけるゆとり の感想レビュー①:具体的な見どころ
時をかけるゆとり の具体的な見どころは何でしょうか?
インパクトのあるエピソードの多いこの作品ですが、特に2つの話が印象に残っています。
1つ目は、麻布十番のマックで上半身はきちんとした格好をしているのに、下半身はなぜか黒タイツしか履いていないおじさまに英語を教わるシーンです。
ネタバレを避けるために詳細の説明は控えますが、何よりもおじさまの強烈なキャラクターは非常に印象的でした。
2つ目は、早稲田大学の学生であった筆者が学校のイベントで仮装をして2日間で100km歩くことになるエピソードです。
青春まさにここにあり!という爽やかな話になるはずが、どうもうまくいかない筆者と仲間たちに、読んでいて思わずエールを送りたくなります。
筆者の優れた感情描写力もこの章飲みどころです。
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時をかけるゆとり の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では時をかけるゆとり はどんなところが面白いと思いますか?また時をかけるゆとり をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
とにかく面白い!
嫌なことを全て忘れて、腹を抱えて笑えるような話が盛り沢山です。
あまりにとほほなエピソードが多すぎて(筆者はあまりそう思ってなさそうですが)、自分の悩みがどうにでもなる気がするような、そんな力がこの本にはあります。
23のエピソード1つ1つが、どっしりとしていて読み応えがあるので、毎日起きたときや寝る時に1章ずつ読み進めれば、日々の生活がちょっぴり楽しくなること間違いなしです。
内容は下らないながら、直木賞作家の描写力、構成力はさすがで、まるで自分がその場にいるかのような感覚も得ることができます。
文庫本版は比較的薄いので、持ち運びも容易で、あまり本を読んだことがない方にも読みやすくなっています。
文藝春秋発行の単行本版(「学生時代にしなくていい20のこと)から4年後に文庫版が発行されており、加筆や作者によるセルフツッコミもされているので、読み比べてみても2度美味しい作品になっています。
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時をかけるゆとり の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、時をかけるゆとり を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
まずあまりに面白いので、電車で読むのはおすすめしません!
また、若者を取り巻く社会問題を描く作家「朝井リョウ」のイメージが強くついている人からしたら、あまりの落差に驚き、違和感を覚える人もいるかもしれません。
この本に描かれている彼はあまりに間抜けなので。
そして、大学生活のエピソードが多いので、やや若者向けかなとも思います。
同世代の私たちは共感できるところでも、他の世代の方々には理解できない点もあるかと感じました。
全編を通して割とだらだらと筆者の話が続くので、わからない人には退屈かもしれないです。
ちなみに本書の本の帯には「圧倒的に無意味な読書体験」と書いてあるので、それを踏まえた上で読むくらいがちょうどいいかもしれません。
時をかけるゆとり の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、時をかけるゆとり をどんな人におすすめしたいですか?
楽しいことが好きで、人の愉快なエピソードを聞くのが好きな人には非常に楽しめると思います。
万城目学作品のような「馬鹿馬鹿しいけど楽しい」話が好きな人は、この話もきっと好きだと思います!
また、何もしたくない、やる気がでない、なにも面白いことがないという人にもこの本を読んで元気を出してほしいです。
筆者と同じ「ゆとり世代」や、現大学生である「さとり世代」の方々には共感ポイントが多くあること間違いなしです!
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時をかけるゆとり の評判口コミ
深堀りインタビューで伺った時をかけるゆとり の感想レビューをご紹介しました。
加えて、時をかけるゆとり のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:時をかけるゆとり はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
朝井リョウ の時をかけるゆとり について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『時をかけるゆとり 』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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