ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!
こちらの記事では、そんな大友が浅葉なつの『神様の御用人』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!
神様の御用人が、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。
本記事では『神様の御用人』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。
本記事で分かること
- 神様の御用人の大まかな内容・要約・あらすじ
- 神様の御用人の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
- 神様の御用人の不満や改善点
- 神様の御用人のSNSでの評判
私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。
しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。
もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。
本記事では、そのような私の思いを踏まえて、神様の御用人の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!
Contents
神様の御用人の読者さん(インタビュイー)紹介
最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。
25歳女性で塾講師をしています。好きなジャンルはファンタジーで、ハリーポッターやエラゴン、ファンタージエンなど海外作家のティーンズ向けが特に好きです。
よろしくお願いします。
神様の御用人の概要
それでは早速ですが、神様の御用人のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。
主人公はフリーターの青年吉彦です。夢だった野球を挫折し、仕事も失い、なんとなく生きていた彼が突然、神様の願い事を叶える“御用人”に指名されてしまいます。
そのお目付役として現れたもふもふの狐の神様「黄金」と共に、悩める神様の願いを聞いてまわります。突然の役目や自分の状況、黄金の小言に悩まされつつ、自分を見つめ直して成長していくストーリーです。
吉彦が御用人として訪れる場所に一緒に旅をしているような、自分もその地を訪れたくなる素敵な一冊です。
神様の御用人の作者浅葉なつプロフィール
著者である浅葉なつさんについて簡単にご紹介します。
浅葉なつさんは『空をサカナが泳ぐ頃』でデビューした関西在住の作家さんです。
神様の御用人はシリーズ累計100万部を突破しており、他にも『香彩七色?香りの秘密に耳を澄まして?』などがあり、どの作品もテーマやモデルについてよく調べられて書かれてることが伝わる作品が多いです。
神様の御用人の感想レビュー①:具体的な見どころ
神様の御用人の具体的な見どころは何でしょうか?
自分の境遇に悩みつつ、お目付役の小言と甘味の催促に頭を悩ませ、神様の頼み事に奔走する吉彦がとても魅力的です。挫折した経験というのは誰しもあるかと思います。
もしくは、挫折して思い悩んでる最中な人も少なくないかと思います。吉彦も自分の状況に悩み、話を追うごとに自分のできることを少しずつ踏み出していく姿は、とても勇気をもらえます。また、神様の願い事、悩み事を聞いて、自分なりにどうしたらいいのか、神様と一緒になって頭を悩ませる姿は、吉彦の誠実さが見えていいです。
人間臭い親しみのある神様たちと、少しずつ成長していく吉彦。日本人が親しんできた神様と人との関係に想いを馳せることのできるところが何より印象的です。
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神様の御用人
神様の御用人の感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット
なるほど。では神様の御用人はどんなところが面白いと思いますか?また神様の御用人をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?
旅をしている気分になれることがお勧めできる点です。遠方への旅行がしにくくなった昨今ですが、吉彦の御用の追体験として旅をした気分になれます。
神社巡りが好きだという人には特に、楽しめる作品なのではないかと思います。また、話ごとにたくさんの神様に焦点が当たるので、どんな来歴の神様か、どういう性質を持った神様かというところまで掘り下げられていて、神社に行くときの気持ちも少し変わるのではないかなと思います。
章と章の間にコラムがあって掘り下げられていたりもするので、なかなか知る機会のない日本の神様をわかりやすく知ることができるのも魅力だと思います。古事記や日本書紀の内容もお話として出てくるのですが、それがまた読みやすくて受け入れやすい解釈になっていて、個人的に大好きです。
一応現在でているシリーズで一区切りになっていますが、殆どが1話完結の気分でも読めるのでちょっと気になった人には是非手に取って欲しいと思います。
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神様の御用人の感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット
逆に、神様の御用人を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。
多くの神様について私はこの本で初めて知ったのでとても好意的に受け入れましたが、ある程度日本書紀や古事記を知っていると、解釈違いが起こりやすいテーマなのかなと思います。
創作物なので当然ではあるのですが、作者さんの解釈で肉付けされたストーリーなので、受け入れられるかどうかは人によってしまうかと思います。
また、悪者が出てきて戦うストーリーではないので、バトルものが見たい人、かっこいい理想的な神様を求めている人にはおすすめはしません。ライトノベルですし読みやすいとは思いますが、神様の名前は難読なことが多いので、固有名詞が難読だと読むのが嫌になる人、登場人物を覚えられない人には苦手に思われる作品かもしれないです。
神様の御用人の感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!
ありがとうございます。最後に、神様の御用人をどんな人におすすめしたいですか?
旅行が好きな人、特に神社巡りが好きな人はきっと楽しめる作品だと思います。のんびりとした旅行はあまり出てきませんが、風景や心象描写が丁寧なので、やさしい雰囲気に癒されたい人にもお勧めできます。
また、日本の神様は神話だけでなく、実在の歴史上の人物が神格化されることもあります。歴史や土地についてなども丁寧に取材・資料などに沿って書かれているのがわかる文章なので、歴史好きな人にもおすすめできるかと思います。
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神様の御用人の評判口コミ
深堀りインタビューで伺った神様の御用人の感想レビューをご紹介しました。
加えて、神様の御用人のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。
まとめ:神様の御用人はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!
浅葉なつの神様の御用人について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。
『神様の御用人』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
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