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『少女葬』(櫛木理宇)の感想レビュー評判まとめ!面白さ・おすすめ理由・不満ポイント

ごはんよりも寝るよりも、何よりも本が好きで3000冊以上は読んでいる大友です!

こちらの記事では、そんな大友が櫛木理宇の『少女葬』について、読者への直接インタビューで聞いた生の感想・レビューをお届けしています!

大友

少女葬は人気ですので、気になっている、あるいは読もうかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな時に読者の感想・レビューは参考になりますよね。

本記事では『少女葬』の以下項目について、かなり具体的かつ詳細な読者の声を掲載しています。

本記事で分かること

  • 少女葬の大まかな内容・要約・あらすじ
  • 少女葬の見どころや面白いと思うポイント・おすすめできる理由
  • 少女葬の不満や改善点
  • 少女葬のSNSでの評判

私は常々、自分の考えや見識に閉じていては世界が拡がらないと思っており、様々な方の書籍への感想や意見を参考にしながら、読む本を選んでいます。

しかし、Amazonや書評サイトのレビューって、文字数も少なくかなり浅い内容に留まってしまっている、と個人的には思っています。

もっとグッと深い読者の感想やレビューが読めたらいいのに・・・、と大友自身ずっと思っていました。そのように考える人は少なくないはず。

大友

本記事では、そのような私の思いを踏まえて、少女葬の深い感想・レビューをご紹介していきます。見どころ、おすすめの理由や不満まで聞いていて必ずや参考になると思いますのでぜひご覧ください!

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少女葬

少女葬の読者さん(インタビュイー)紹介

大友

最初に、感想レビューをお伺いした読者のプロフィールを簡単にご紹介します。

読者さん

29歳女性です。短大卒業後、公共図書館と学校図書室に勤務していました。

現在は専業主婦です。好きな本のジャンルはサスペンス、刑事もの、恋愛小説などを多く読みます。

よろしくお願いします。

少女葬の概要

大友

それでは早速ですが、少女葬のおおまかな概要や要約・あらすじを教えてください。

読者さん

毒親に苦しめられ家出した少女たちは、敷金礼金なし、保証人不要、性別および年齢制限なしのシェアハウスで出会います。

決して衛生的とは言えない環境のそこには、極力関わらない方が良いであろう問題人物が多く、主人公たちはなんとか生計を立てようと仕事を探しますが未成年の家で少女にまともな求人などありません。

じわじわと迫る資金難に焦る中、ある人物との出会いが、やがて二人を決定的に離別させる事件への命運をわけることになるのでした。

少女葬の作者櫛木理宇プロフィール

大友

著者である櫛木理宇さんについて簡単にご紹介します。

櫛木理宇。1972年、新潟県生れ。女性。

代表作は『ホーンテッド・キャンパス』(日本ホラー小説大賞読者賞を受賞)『赤と白』(小説すばる新人賞を受賞)など。

ホラー、サスペンスを多く手掛けている小説家です。

少女葬感想レビュー①:具体的な見どころ

大友

少女葬の具体的な見どころは何でしょうか?

読者さん

本作の見どころは、知ろうと思わないと見えてくることのない「未成年の貧困」がリアルに描かれていることです。

「日本でこんなことってありえるの?」と思ってしまう一方で、「家出した(するしかなかった)未成年たちの受け皿はどこにあるのだろう」と考えたとき、なにも思いつかないことにはっとさせられました。

作中では弱者を堂々と食い物にする醜悪な人間たちが登場します。

印象的なのは、一方的な性行為が辛いことを身をもって知っているのに、同級生を強姦したと自慢げに語る男に何もできないシーンです。

読み手としてはもちろん不愉快極まりない場面なのですが、もし注意でもして「ノリが悪い」と目を付けられたらその場で殺されかねないような空気に口を閉じざる負えない気持ちもひしひしと伝わりました。

少女葬感想レビュー➁:面白さ・おすすめできる理由や読むメリット

大友

なるほど。では少女葬はどんなところが面白いと思いますか?また少女葬をおすすめできる理由や読んでよかった点は何でしょうか?

読者さん

本書は冒頭から一人の少女が凄惨なリンチの果てに殺害され、その遺体の画像が面白半分にネットに流出するという胸糞悪いシーンから始まります。

どう考えも勧善懲悪で終わらないストーリーラインは、それ故に非常にリアルで暗い気持ちにさせられます。

主人公の少女たちを苦しめたのは父親による精神的なDVだったり、母親のだらしない性生活や浪費だったりと、暴力による虐待よりも見えづらいもの。

それは「もしかしたら自分の学生時代、同級生にそういうことで悩んでいる子がいたのかもしれない」と思わせるような内容でもあり、どんどん彼女たちを取り巻く理不尽が他人ごとに思えなくなっていきます。

貧困ビジネスは正直その世界を知ろうとする人にしか見えてこないものが多くあるように思えます。

弱者をどこまでも食い物にする醜悪な登場人物たちの描写は目をそむけたくなる半面、まるで怪物を眺めているような気分にもさせられました。

「一番怖いのは生きた人間」とはよく言いますが、身近にいてもおかしくはないという恐怖が、サスペンスが好きな人に刺ります。

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少女葬感想レビュー③:不満に思うところや読むデメリット

大友

逆に、少女葬を読んで不満に思うことがや、改善を希望する点、読むデメリットがもしあれば教えてください。

読者さん

貧困がテーマの本作では、根本的にはその問題は解決しません。また、二人の少女の命運を分けることになった理由もはっきりと明言されません。

未成年という社会的に見て圧倒的な弱者が苦しめられるシーンが続くので、万人にお勧めできる作品ではないというのが正直な感想です。

また、この作品は二人の少女の視点のみで描かれています。

読み手の年齢層がもっと彼女たちと離れている人だとしたら、同じ貧困に苦しむシェアハウスの住民達から、彼女たちがどう見えていたのかという視点が入るとなおリアル差を感じたのかな、とも思います。

始終不穏な空気に包まれた作品なので最後まで読んだ後、中盤警察官が出てきたシーンを思い出すと「こうなる前にもっと周りが何とかしてあげられなかったの?」とツッコミたい気持ちもどうしても出てしまいがちです。

少女葬感想レビュー④:こんな人に向いている!読んで欲しい!

大友

ありがとうございます。最後に、少女葬をどんな人におすすめしたいですか?

読者さん

未成年の貧困や貧困ビジネス、実際にあった事件など、リアルなものに興味がある方におすすめです。

特に本作のリンチのシーンは実際にあった「広島少女集団暴行殺害事件」を彷彿とさせるものがありますので、いじめ問題などに関心がある方は「他人事ではない」と感じるかもしれません。

本作は重い内容ですが、主人公が少女ということもあり、10代後半から20代くらいの女性におすすめです。

また、桜庭一樹さんの「少女には向かない職業」や「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」などの作品が好きな人により刺さるテーマかと思われます。

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少女葬の評判口コミ

深堀りインタビューで伺った少女葬の感想レビューをご紹介しました。

加えて、少女葬のSNS上での評判を集めましたので宜しければご覧ください。

https://twitter.com/book_renkon/status/1383013677452861446?s=20

まとめ:少女葬はおすすめなのでぜひ読んで欲しい作品!

櫛木理宇の少女葬について、読者へのインタビューを通じて実際に読んだ深い感想・レビューや、ネット上での評判をご紹介しました。

大友

少女葬』面白そうですよね。興味がある、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!

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